カレーハウスCoCo壱番屋についての調査を公開しました。ココイチは実際どれくらい利用されている?
2021/11/29
Category: プレスリリース
ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、一都三県の15~69歳5,273名を対象に実施した「利用実態調査 ココイチ編」の結果をご報告いたします。
※スパコロでは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】~【利用率】のアンケートデータを発信致します。
スパコロは、企業が保有するアプリ・WEB顧客をモニター化し自社顧客データとアンケートデータの統合と可視化により、One to Oneマーケティングでの最適化を実現します。
【サービスサイトURL】https://monitas.co.jp/supcolo/
■ココイチの認知率・利用経験率・現在利用率は?
一都三県の 15~69 歳の 5,273 人に聞いたカレーハウス CoCo 壱番屋(以下、ココイチ)の浸透状況についてみてみると、認知率 79.3%、利用経験率 47.7%、現在利用率 11.0%、月 1 回以上利用 3.8%。
認知者の 6 割がトライアルし、利用経験者の 2 割が今現在も継続利用、そのうち 4 割近くが月に 1 回以上ココイチを利用していることがわかります。
■ココイチ、利用方法別ではどれくらい利用されている?
ココイチの店内飲食・テイクアウト・デリバリーの利用率では、店内飲食11.0%、テイクアウト4.8%、デリバリー2.7%という結果に。コロナによる外出制限が長引いた結果かテイクアウト・デリバリーの利用率はテイクアウトで店内飲食の1/2程度、デリバリーで店内飲食の1/4程度の利用率となっており、顧客の間で店内飲食利用以外の利用も徐々に浸透してきていることがうかがえます。
■ココイチアプリの利用率と店舗来店回数の関係性は?
次にココイチアプリについてみていくと、ココイチの利用経験がある人におけるアプリ利用率は 23.5%。これに対し利用していない人の割合は76.5%。アプリの利用の有無でココイチの年間の利用回数を比較すると、アプリを利用している人で18.2回。これに対し利用していない人では2.8回。アプリ利用者の方が非利用者よりも利用回数が約6.5倍多い結果であり、アプリ利用者のブランドロイヤルティの高さが伺える結果となりました。
■飲食店利用時に、ココイチのほかに候補にあがる店が「ある」は約 5 割。「ない」は約 5 割
『飲食店を選ぶ際に、ココイチに代わって選んだり、ココイチとどちらを利用するか迷うお店はありますか?』という質問に対して、「ある」と回答した人の合計は、ココイチの 1 年以内利用顧客のうち 47.0%。これに対し「ほとんどない」と回答した人の割合は 53.0%。1 年以内利用顧客の2人に1人は他のブランドと比較することなくココイチを選ぶことがわかります。
また、あると回答した人に聞いた『具体的に想起するお店・ブランド』では候補としては、上位からゴーゴーカレー、松屋、マクナルド、サイゼリヤ、吉野家が挙がる結果となりました。
■ココイチ、どんな時に利用する?
『どんなときにココイチを利用したいと思うか』についての質問では、「そこにしかないメニューを食べたくなったとき」が最も高く(51.7%)。次いで、「手軽に・手早く食事を済ませたいとき」(21.9%)、「自宅や職場の近くで食事を済ませたいとき」(12.7%)が続く結果となりました。1位の「そこにしかないメニューを食べたくなったとき」の圧倒的な支持からもわかるように、現在ココイチを利用する人の半数以上がココイチでしか食べることのできないメニューを求めて来店していることがわかります。
店舗利用頻度のセグメント別にみると、月1回以上利用者で全体に比べて「そこにしかないメニューを食べたくなったとき」、「辛い物が食べたくなったとき」、「おいしいものを食べたくなったとき」のポイントが高く、これらが店舗利用動機となっているようです。
《総論》
今回は利用実態調査の第4弾として日本を代表するカレーチェーンであるカレーハウスCoCo壱番屋の利用実態を調査してみました。調査では直近1年間に顧客の実に半数が他店比較せずココイチを選んでいること、その店舗利用理由として半数以上がココイチでしか食べることのできないメニューを求めて来店していることなどから、顧客のブランドロイヤルティの高さがうかがえる結果となりました。
その他注目すべき点としては、長く続いたコロナ禍の影響を受けてか、テイクアウト・デリバリーの利用も徐々に浸透している様子がみられること、アプリ利用者は非利用者に比べて6.5倍ほど年間の店舗利用回数が高いということがわかりました。アプリ利用者のブランドロイヤルティの高さを考えると、アプリ会員増加施策を行い、デジタルでの顧客接点の創出することがココイチの更なる躍進の一助となるかもしれません。
今回の調査のように自社サービスがどのような目的·理由で利用されているのかを定期的に知ることは重要です。定期的にアプリから顧客の声を拾い自社マーケティングに生かすのも良いかもしれません。
【調査概要】スパコロ『利用意識調査 LCC編』
調査方法:一都三県15~69歳を対象としたインターネットリサーチ
調査期間:2021年11月12日(金)~14日(日)
有効回答数:5,273名 ※人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施
■顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。
サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo/
◇本件に関するお問い合わせ先◇
広報室 村田まで
Email:info@monitas.co.jp
TEL:080-3725-3795
本リリースはご自由に転載・引用頂けます。ただし必ずタイトル又は文中に「スパコロ調べ」
または「顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』」を明記いただくようお願いいたします。
NEWS一覧に戻る