株式会社スパコロ
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「洗濯用洗剤・漂白剤についての調査」の結果を公開しました。最新 洗濯用洗剤の利用率ランキング!

2021/06/10 
Category: プレスリリース

 ロイヤル顧客可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、20 歳~69 歳女性 2,014 名を対象に実施した「洗濯用洗剤・漂白剤に関する調査」の結果をご報告いたします。今回の調査では、コロナ禍で清潔意識が増すなどの影響で、ますます商品タイプ・機能が充実してきている様子の洗濯用洗剤に注目し、その使用実態・意識に関する調査を実施しました。

※スパコロでは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】~【利用率】のアンケートデータを発信致します。


スパコロは、企業が保有するアプリ・WEB顧客をモニター化し自社顧客データとアンケートデータの統合と可視化により、One to Oneマーケティングでの最適化を実現します。
【サービスサイトURL/事例企業掲載】https://monitas.co.jp/supcolo/


 ■洗濯用洗剤選びの多数派は「慣れたものを使い続けるタイプ」で 6 割を超える

 洗濯用洗剤について、商品選びのときの多数派は「慣れたものを使い続けるタイプ」で 62.1%。そのほか、「新商品は積極的に試すタイプ」は 16.7%、「安さ・お得さ最優先タイプ」は 21.1%という結果となりました。
 ここ数年で、新しい形状タイプの洗剤が出たり、抗菌・除菌機能のパワーアップ、ウイルス除去、スポーツタイプなど、様々なタイプの洗濯用洗剤が続々と発売されている様子ですが、使い慣れたものを使い続けたいという意識を持つ層が多いということがわかりました。

 

 

■生乾きのニオイが一番気になる? 選ばれる洗濯用洗剤の機能・効果の特徴は…

 様々なタイプの洗濯用洗剤があるなかで、どんな機能・効果があるものが選ばれているのでしょうか。全体トップ 5 は、「部屋干し対応/生乾きのニオイを防ぐ」(44.5%)、「皮脂・汗の汚れが落ちる」(41.6%)、「除菌効果がある」(36.3%)、「抗菌効果がある」(36.0%)、「消臭効果が高い」(35.9%)となりました。皮脂・汗の汚れが落ち、菌を取り除いたり増殖を抑え、臭いをとる洗剤が求められている様子です。子どもの年齢・学齢別に母親の意識についてみてみると、皮脂・汗汚れだけでなく、エリそでの汚れや食べこぼし、ドロ汚れなど、子どもの成長や環境に応じた汚れを落とす効果が高いものが求めている傾向がみられます。

 

 

■洗濯用洗剤/漂白剤の現在使用率ランキング 3 位は「ワイドハイター」、2 位は「アリエール」。そして 1 位は?

 現在使用している洗濯用洗剤・石鹸/漂白剤ブランド 1 位は「アタック」で 37.4%。2 位の「アリエール」(26.6%)を 10 ポイント以上上回ってトップの結果となりました。3 位は衣料用漂白剤ブランドの「ワイドハイター」(23.1%)、4 位はおしゃれ着用洗剤の「エマール」(19.5%)が続き、花王のブランドが数多く上位を占めています。なお、アタック現在ユーザーの 53.6%は「アタック ZERO」、アリエール現在ユーザーの 54.1%は「アリエール バイオササイエンスジェル」、トップ現在ユーザーの 41.7%は「トップ スーパーNANOX※エリそでなど部分用除く」を使用していることがわかりました。 

 

 

 

 

■「アタック」、「アリエール」、「トップ」ユーザーの継続使用率、流出入の可能性はどれくらい?

 代表的な日用品メーカーの洗濯用洗剤ブランドであるアタック、アリエール、トップを比較すると、それぞれの現在利用しているユーザーが同じブランドを使い続けたい割合は、「アタック」で 83.3%、「アリエール」で 81.5%、「トップ」で 70.7%となりました。3 ブランドを比較すると、「トップ」が最もブランドスイッチ(流出)の可能性が高い結果となりました。「トップ」の現在利用しているユーザーが次回購入する可能性が高い洗濯用洗剤ブランド上位は、「アタック」(45.3%)、「アリエール」(38.7%)となっています。

 

 

■「使い慣れている/ずっと使っている」ということが、同じ洗剤ブランドを使い続ける 1 番の理由になる

 洗濯用洗剤ブランドの使用意向理由について、アタック、アリエール、トップを比較すると、3 ブランドともに「使い慣れている/ずっと使っている
から」が 1 位の理由となりました。
アタックは、アタック ZERO のスプレーボトルの形状の効果があってか「使い勝手がよい」が 24.6%で購入したい理由の 2 位であることが特徴的です。これに対し、アリエールは「部屋干し対応/生乾きのニオイを防ぐから」のスコアが相対的に高く、使用意向理由の 2 位に挙がっており、関連して「除菌効果がある・高いから」、「抗菌効果がある・高いから」が理由の上位であることが特徴と言えます。そして、トップは「使い慣れている/ずっと使っているから」が 5 割近くにのぼり、他ブランドを 10 ポイント程度上回っています。

 

 

■スポーツ後の汗・ニオイ/泥汚れを落とす効果が高いブランド想起率断トツ 1 位は「アタック」!

 コロナの影響で運動をする人が 1979 年度以来、過去最高に増えたこと(スポーツ庁 2021 年 2 月発表より)や、夏に向けて汗をかくことが増える時期であることを受けて、「スポーツ後の汗・ニオイ/泥汚れを落とす洗濯用洗剤・石けん・漂白剤として思い浮かぶブランド」について聞いてみました。すると、圧倒的に多く想起されたブランドは「アタック」で 52.8%で、半数を超える人が「アタック」を想起するという結果となりました。続く 2 位は
「アリエール」(36.6%)、3 位は「トップ」(24.0%)が続いています。また、大手メーカーのブランドが上位を占めるなかで、母親を中心に口コミなどで知られてきている「ウタマロ」が 6 位にランクインしました。

 

 

《総論》

 今回の調査では、洗濯用洗剤・漂白剤について調査を行いました。2019 年に花王史上最高とされる洗浄基剤「バイオIOS」を主成分とした「アタック ZERO」の新発売で一新された「アタック」の強さがうかがえる結果となりました。洗濯用洗剤だけでなく、柔軟剤や洗濯ビーズなど、様々な機能・効果のアイテム・商品が続々と出ており、ユーザーのブランドスイッチは盛んに行われやすいのではないかという仮説がありましたが、使い慣れた商品あるいはブランドを使い続けたい消費者が多いということがわかりました。とはいえ、日用品であるため、行った店になければ別のものが買われやすいこともあるかと思われます。
 ユーザーが慣れたものを使い続けたいのに店頭の状況などで買えないことで、ブランドスイッチ起こりやすい状況であるのであれば、ユーザーを囲い込み顧客接点を持ち続けることで、次回も買い続けてもらえるようにメーカーまたはブランド独自アプリを活用するのもよいかもしれません。

 


【調査概要】スパコロ『洗濯用洗剤・漂白剤に関する調査』
調査方法 :全国20~69歳女性を対象としたインターネットリサーチ
調査期間 :2021年5月28日(金)~5月30日(日)
有効回答数 :2,014名 ※全国の人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施


顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。


サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo/

◇本件に関するお問い合わせ先◇

広報室 村田まで
Email:info@monitas.co.jp
TEL:080-3725-3795

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または「顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』」を明記いただくようお願いいたします。

 

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