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「スポーツブランドについての調査」の結果を公開しました。最新スポーツブランド利用率ランキング!

2021/05/23 
Category: プレスリリース

 

 ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、全国 10~60 代の 3,094 名を対象に実施した「スポーツブランドについての調査」の結果をご報告いたします。

※スパコロでは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】~【利用率】のアンケートデータを発信致します。


スパコロは、企業が保有するアプリ・WEB顧客をモニター化し自社顧客データとアンケートデータの統合と可視化により、One to Oneマーケティングでの最適化を実現します。
【サービスサイトURL】https://monitas.co.jp/supcolo/


 ■3 位はニューバランス、2 位はナイキ、1 位は?

 全国 10~60 代の 3,094 人に聞いた、スポーツブランドの直近 1 年購入率ランキングでは 1 位「アディダス」31.2%、2 位「ナイキ」29.4%、3 位「ニューバランス」19.4%という結果になりました。ランキング上位にはシューズメーカーの印象が強い会社が並ぶ結果になりました。

 

 

■アディダス vs ナイキ 世代でブランド選好が異なる?

  「アディダスかナイキどちらか一方を選ぶなら?」という質問では、両者のブランド選好が拮抗する結果になりました。世代ごとでは、10代・20 代の若年層では 5%以上アディダスがナイキを上回り、アディダスに軍配があがっています。30 代以上では両ブランドほぼ同率の結果となりました。選択理由ではそれぞれのブランドイメージが分かる意見が並んでいます。

 

■アディダス・ナイキの購入重視点の違いは?

 アディダス・ナイキそれぞれのユーザー購入重視点は、ともに 1 位から順に「デザイン」、「価格」、「動きやすさ・伸縮性」が続く結果になりました。2社の差としては「価格」、「ファッション性」、「機能性」、「耐久性」において5%以上差が開いており、アディダスユーザーにおいてより重視されていることがわかります。

 

 

■アディダス・ナイキ 直近1年間でおよそ3人に1人が購買を経験

 利用率 1 位のアディダスの顧客構造についてみると、2,3 ヶ月に1回以上購入している「ロイヤル顧客」の割合が 8.5%でした。そして、1 年に 1 回以上または 2,3 ヶ月に 1 回未満の頻度で購入している「一般顧客」の割合が 22.2%であり、1 年以内の購買顧客の合計は 31.2%と直近 1 年間で 3 人に1人が購買に至っていることがわかります。また、全体で次回購買意向のある人の割合は55.3%で全体の 2 人に 1 人が今後もアディダス製品を使い続けたいと考えていることがわかります。
 また、一方で、購買経験なしの人の割合が 33.8%。新規顧客獲得の余地は十分にあると言えます。スポーツ関連商品になじみがない顧客層へどのような手段でリーチしていくのか、新規ユーザー獲得のポイントになるかもしれません。
 利用率上位2社の顧客構造についてみると、両者ともに認知が約8割、利用経験率が約6割、現在利用率が約3割、ロイヤル率が1割未満と、おおよそ同じ顧客構造であることがわかります。アディダスの方が認知から利用経験での離反者が少ないという点でやや優勢であり、僅差ではあるもののそれ以降の顧客構造においての優位となる要因となっています。
 また、一方で両者ともに以外にも購買経験なしの人の割合が3割強いることがみてとれます。スポーツ関連商品になじみがない顧客層へどのような手段でリーチしていくのかが新規ユーザー獲得のポイントになるかもしれません。

 

 

 

■アディダス 購入者の 4 割はナイキも検討

 アディダスの直近 1 年以内購入者が、購入時にアディダスのほかに候補にしているブランドは 1 位「ナイキ」39.4%、2 位「ニューバランス」27.9%、3 位「コンバース」24.0%という結果になりました。主にシューズメーカーが上位にランクインしており、ナイキに至っては約 4 割の人が比較検討していることがわかりました。

 

■アディダス 若年層で購買頻度が高い傾向

 利用率 1 位のアディダスの顧客構造についてみると、2,3 ヶ月に1回以上購入している「ロイヤル顧客」の割合が 8.5%でした。そして、1 年に 1 回以上または 2,3 ヶ月に 1 回未満の頻度で購入している「一般顧客」の割合が 22.2%であり、1 年以内の購買顧客の合計は 31.2%と直近 1 年間で 3 人に1人が購買に至っていることがわかります。また、全体で次回購買意向のある人の割合は55.3%で全体の 2 人に 1 人が今後もアディダス製品を使い続けたいと考えていることがわかります。
 また、一方で、購買経験なしの人の割合が 33.8%。新規顧客獲得の余地は十分にあると言えます。スポーツ関連商品になじみがない顧客層へどのような手段でリーチしていくのか、新規ユーザー獲得のポイントになるかもしれません。

 

■アプリ利用率ではナイキがやや優勢?

 アディダス・ナイキのアプリ利用状況では、アディダスで認知 12.7%、ダウンロード経験 5.4%、現在利用 4.4%。ナイキで認知16.1%、ダウンロード経験 8.8%、現在利用 7.0%という結果になりました。
アプリ利用ファネルの傾向としては、認知者のうち半数前後がダウンロード経験に至り、そのうち約 8 割が現在もアプリ利用を続けるというフローのなかで、認知・ダウンロード経験の両方でナイキがアディダスを上回っており、結果としてナイキは現在利用率においてアディダスに2.6%の差をつける結果となっています。
  アディダス・ナイキにおいてもアプリの認知率は 2 割以下と、まだまだ浸透していない中ではありますが、あらゆる顧客体験がオンラインに切り替わっている今、2 社がいかに差別化を図っていくのか注目していきたいところです。

 

 

 

《総論》

 今回の調査ではスポーツブランドについて、なかでもアディダスについて顧客構造に注目してレポートいたしました。利用率の高いアディダスやナイキは自社のブランドを顧客に明確に浸透させ、幅広世代に受け入れられていることが再確認できる結果となりました。一方で、これだけ広く知られていながらも両者ともに3割強の人で購買経験がなく、まだまだリーチできていない一定の層がいることも確かであり、このセグメントをいかに明らかにしリーチしていくかが新規ユーザー獲得のポイントとなりそうです。

 


【調査概要】スパコロ 「スポーツブランドについての調査」
調査方法 :全国 10~60代を対象としたインターネットリサーチ
調査期間 :2021 年 5 月 15 日(金)~5 月 17 日(月)
有効回答数 :3,094名 ※全国の人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施


顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。


サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo/

◇本件に関するお問い合わせ先◇

広報室 村田まで
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TEL:080-3725-3795

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