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【サブスクリプションサービスに関する調査 自動車編】を公開しました。最も認知されているのは?

2020/12/22 
Category: プレスリリース

ロイヤル顧客の反応可視化ツールを提供する株式会社スパコロ(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 秀紀)は、月1以上自働車を運転している20歳~69歳997名を対象に実施した「サブスクリプションサービス関する調査自動車編」の結果をご報告いたします。

近年、カーシェアリングの利用など、自動車の所有形態の選択肢が増えてきているなか、今回は、自動車のサブスクリプションサービスに注目し、その浸透状況について調査しました。

※スパコロでは、長く愛される・話題のサービス・商品から、独自の選定を行い【認知率】~【利用率】のアンケートデータを発信致します。


スパコロは、企業が保有するアプリ・WEB顧客をモニター化し自社顧客データとアンケートデータの統合と可視化により、One to Oneマーケティングでの最適化を実現します。
【サービスサイトURL】https://monitas.co.jp/supcolo/


■クルマのサブスクサービスの認知率は6割半ば。サービス内容の理解者は約3割

自動車のサブスクリプションサービスの認知率は65.5%。その内訳は「サービス内容がわかる」27.7%、「サービス内容はわかない」37.8%。

男女間で認知率に10ptほどの差がみられ、男性の認知率69.7%に対し、女性の認知率は59.4%という結果となりました。

 

 

■最も認知されているクルマのサブスクサービスは「KINTO」。他サービスを大きく引き離す

自動車のサブスクリプションサービス認知者において、認知率トップのサービスブランドは「KINTO」52.4%。他ブランドの認知率を大きく上回る結果となりました。

 

 

■クルマのサブスクサービスの利用率は0.5%。圧倒的大多数が購入したクルマを利用

ふだんプライベートで運転している自動車は、「購入した自動車」が96.3%でぼぼ100%。サブスクリプションサービスを始めとして、カーシェアリングなど、比較的最近増えてきたサービスはありますが、ふだん使いするといった意味で、まだまだ利用者は少ないようです。

 

 

 

■クルマのサブスクサービスは高くつくのか?安くつくのか? イメージは2極化…。ドライバーがメリットを感じるようなイメージは醸成されていない

自動車のサブスクリプションサービスのイメージトップは、「新しいサービス」が最も高く26.7%。次いで、「価格が高い(購入より高くつく)」23.5%、「価格が安い(購入より安くすむ)」18.8%、「乗り換えしやすい」17.6%が続きます。上位のイメージや、「特にイメージはない/わからない」が22.0%という結果から、サービスの利便性など、ドライバーにメリットだと感じられるようなベネフィットイメージは醸成されていない様子。

価格のイメージは、購入時の自動車の本体価格はもとより、運転歴によって変動する保険料や、そのほか維持費にかかっている費用に応じるためか、またはサービス内容理解が進んでいないためなのか、購入するよりお得に感じるかどうかは人それぞれのようです。

 

 

■クルマのサブスクサービスに「興味がある」ドライバーの割合は約5割。一方で「興味はない」も約5割

自動車のサブスクリプションサービス認知者において、「興味がある」と答えた人の割合は47.2%。「検討してみたい」と答えた人の割合では21.5%。一方で、「興味はない」と答えた人の割合は48.6%。興味を持つ人と、持たない人で半々に分かれる結果となりました。

 

 

 

検討してみたい理由で、最も多くみられたのは「購入より安くつきそう」、「購入より安くつくならば検討したい」といった意見。そのほか「購入以外の保有・使用形態を検討してみたい」、「色々なクルマに乗りたい」、「乗らなくなったとき手放しやすい」などの意見が目立ちました。ただし、最低契約期間の設定や月額に含まれるサービスの内容について、サービス内容をよく理解していないであろう意見も多くみられました。

 

一方で、興味がないと答えた人では、「所有のほうが安くすむ」、「愛車を持ちたい」、「クルマをカスタマイズしたい」、「長く乗りたい」、「所有でないため気兼ねする」、「事故や傷つけたときに不安」などの声がみられました。

 

近年、カーシェアリングが話題になり、自動車のサブスクリプションサービスが登場するなど、自動車の利用方法に選択肢が増えたものの、現状は購入が主流となっています。自動車のサブスクリプションサービスは、現在、「新しいサービス」といったイメージで、サービス内容やメリットが伝わっていない段階です。

このサービスに興味を持っている人の意見より、「色々な車に乗り換えたい」、「クルマの維持費に不満がある」、「高齢になり近い未来クルマを手放す可能性ある」など、購入よりもサブスクリプションのほうがマッチする可能性があるドライバーが少なくないことがわかりました。けっして誰もが購入より安くつくとは限らないクルマのサブスクですが、新規参入や新しいプランなどが出てくることで、徐々にクルマの持ち方、日常利用のスタイルが変わっていくかもしれません。

 

【調査概要】スパコロ『サブスクリプションサービスに関する調査 自動車編』
調査方法    :全国 月1以上自働車を運転している20歳~69歳男女を対象としたインターネットリサーチ
調査期間    :2020年11月26日(木)~11月27日(金)
有効回答数   :997名 ※全国の人口構成×月1以上自動車運転者の割合でウェイトバック集計を実施(基数表記はウェイトバック前のものを表記)


■顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』について
モニタスが提供する『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらに外部モニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらに顧客側はポイントやプレゼントなどのメリットを受けられるので、活性化にも繋がります。
データは一元管理が可能となるため、リサーチとマーケティングでバラバラになっていたデータをまとめ、活用できるようになります。これにより広範な意識調査と自社データの直接的な関連から仮説を立てたり、店舗のビーコンや位置情報・購買情報などと連動させたアンケートを実施したり、属性別ではなく意識別の調査やアプローチができるようになります。


サービスサイト:https://monitas.co.jp/supcolo/

◇本件に関するお問い合わせ先◇

広報室 村田まで
Email:info@monitas.co.jp
TEL:080-3725-3795

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または「顧客理解と市場把握の可視化をまるっとサポートするリサーチツール『スパコロ』」を明記いただくようお願いいたします。

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